みなさまこんにちは、ゆるっと👩🏫です。
働いていると、とにかく時間がありませんよね。教員として平日・休日共に働いている私も、とにかく時間がなく、勉強になかなか手がつけられない期間があります。そんな私が日々実感しているのは、ただやみくもに「頑張るぞ!」と体育会系にがむしゃらに勉強したところでなかなか成果として現れないこと。『不必要な努力はいらない』ということです。
できるだけ努力をしない、脱体育会系の勉強
それって単なる怠け?
社会人の勉強において、戦略の重要性は決して小さくありません。「できるだけ努力をしない」🟰「単なる怠けること」ではなく、的確なアクションを起こすことを指します。テクニックだけではなく、戦略を持つことで、限られた時間を有効に使い、成果を最大化することができます。
目標と勉強の方向性
例えば、英語学習に焦点を当ててみましょう。
英語にはさまざまな課題があります。発音に課題がある人が、ただ単語を覚えるだけでは、その努力は時間の浪費となりかねません。極端な例を挙げると、本当は会計士になりたいのに、なぜか秘書検定の勉強をしている状況も同じです。方向性が見当違いだと、どれだけ努力しても本当のゴールには辿り着けません。
ここで重要なのは戦略です。戦略とは、「目標に向かって近道をする」こと。努力を最小限に抑えながら、ゴールに最短距離で到達するための計画を立てることが求められます。
具体例を挙げて考えてみましょう。英語学習において、全体像を「登山」に見立てたマップを考えます。ゴールは「英語ができるようになること」。その頂上を目指すためには、基本的な「単語・文法の基礎知識」からスタートし、「リーディング・リスニング」「スピーキング・ライティング」の順番でステップを踏んでいきます。これは一般的な英語学習の進行ルートで、個々の課題に合わせて進むことが重要です。
しかし、「基礎を完璧に仕上げてからリーディング・リスニングに取り組み、それを完璧にしてからスピーキングに取りかかる」というわけではありません。実際には、「スピーキングの練習を通した語彙習得」や「多読を通した文法理解」など、ターゲットとするスキルを習得する順番は柔軟であるべきです。
自分はどこにいて、どこに向かいたいのか。
英語学習に限らず、他の分野でも同じように「全体像」を描き出すことが重要です。先輩や専門家の助言を得て、学びたい分野の「地図」を手に入れましょう。他者の経験から学ぶことは、戦略の構築において非常に役立ちます。
全体像を把握したうえで、自らの「現在地」を正確に知ることも不可欠です。これは、精密な地図を手に入れても現在地がわからなければ意味がないのと同様です。
勉強の際には、地図を作成し、現在地を明確にすることが重要です。先ほどの英語学習の例で言えば、マップを手に入れても、自分の位置が不明確ならば目標に向かって効果的に進むことは難しいでしょう。そのため、戦略のプロセスにおいても、「現在地」を正確に把握することは欠かせません。
そのためには、第三者や専門家の意見を仰ぐことが有益です。学生の頃はもちろん先生がいましたが、大人になるとそのような存在には自分から能動的に動かなければ出会えません。他者の視点から自分を客観的に見つめ、効果的な戦略マップを構築していくことが肝要です。
まとめると、社会人の勉強においては、戦略が成功への近道です。テクニックだけではなく、戦略を用いて目標に向かって進むことが重要です。全体像を把握し、戦略的に進む方法を探ることが大切です。他者の意見や専門家の助言を得て、自分の現在地を正確に把握し、有効な戦略マップを構築することで、効率的かつ効果的な学びの道を切り開くことができます。